海上保安庁より、レジャーダイビング事故発生状況(速報値)が発表

今年の1〜8月のレジャーダイビング事故発生状況(速報値)が海上保安庁より発表されました。

2013年(1〜8月) レジャーダイビング事故発生状況(速報値)

昨年はピーク時に非常に事故が多く発生してしまいました(7〜8月32名)。
これに対し、今年の事故発生は9名と大きく減少し、1〜8月の合計数でも42名から27名へと減少しているものの完全な事故撲滅までは至りませんでした。
Cカード協議会では、セミナーなどを通してダイビングの安全啓蒙に力を入れてきましたが、今後も事故撲滅をめざし一層の努力をしていきたいと思います。

今年の事故の傾向は、以下の通りです。
●事故者のうち、40歳以上の占める割合は約81%
●40歳以上の事故者のうち、死者・行方不明者の占める割合は約45%
●死者・行方不明者のうち、40歳以上の占める割合は約91%
となっており、中高年の占める割合がますます高くなってきていることがわかります。

また、事故者の経験年数や活動頻度を見ると
●経験年数10年以上のダイバーが約3割
●事故者の約4人に3人は、活動頻度が年に数回程度以下
となっており、ベテランダイバーの気の緩み(油断)やブランクが事故につながりやすいことなどが見て取れます。

安全にダイビングを楽しみ続けていくために、この機会に一度、ご自身のダイビングを見直してみてはいかがでしょうか?




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